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このサイトは、宮城における鉄屑をはじめとする各種再生資源リサイクルの実情や業界について、個人的にTipsとしてまとめたサイトです。
各種再生資源リサイクルをあちらこちらからがんばって収集・回収し、それをリサイクル問屋に売り払うことで収入を得て、生計を立てている方などに多少なりとも役立つことを主目的としています。
かなり前に再生資源リサイクル関係に勤めていた経験から得たことをTipsとしてまとめてあります。
ただし、個人的な過去の経験や独断・偏見が含まれているために、今この時点での実情にそぐわない点などがあることをご了承ください。
再生資源リサイクルに携わっている方々のお役に少しでも立つことができれば幸いです。
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再生資源リサイクル業界は、使用され捨てられるのをひっそりと待っている廃棄物を資源として再生するべく、各回収業者の協力のもと収集・回収し、製鉄工場や合金メーカー、製紙工場などの出荷することによって、資源再生循環リサイクルの一端を担っている業界です。
とくに、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、極めて大量の震災廃棄物が発生し、その処理に苦慮している自治体や関係する方々にとっては、頼みの綱の1つではないかと思います。
この東日本大震災では、同時に東京電力福島第一原子力発電所事故の発生により放射性物質の飛散という自体が発生し、震災廃棄物のみならず、あちらこちらに野積みしてあったあらゆるものに放射性物質が沈着し、場合によっては大変な事態になっていることもあるでしょう。
各製鉄工場や合金メーカーなどでは、放射性物質に対する受入態勢を強化しているはずで、そうなってくると、再生資源リサイクル問屋が再生資源を回収するに際しても放射性物質に関しては非常にシビアにならざるを得ないでしょう。
この業界は、資源リサイクルに関わる非常に重要な役割を担っている一方、言ってみれば株や金などの先物を扱っているような側面もあります。
さまざまな経済活動・動向と密接に関係しているため、再生資源の相場もそういったことに左右されるのです。
エコな活動の一方で、シビアなビジネス環境の中で活動している業界でもあり、再生資源リサイクル問屋は互いに協力し合ってというよりも、しのぎを削り合いながら生き残りをかけて一生懸命活動しています。
また、廃棄物処理に関わる問題、輸出に関わる問題、盗難品に関わる問題、運搬車両に関わる問題などさまざまな問題を抱え、グレーゾーンもあちらこちらに多数存在するため、非常に波乱に満ちた業界かなとも思います。
しかしながら、最初にも述べたように、とくにこの状況下にあっては必要不可欠な業界であることは確かだといえますね。
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