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このサイトは、宮城における鉄屑をはじめとする各種再生資源リサイクルの実情や業界について、個人的にTipsとしてまとめたサイトです。
各種再生資源リサイクルをあちらこちらからがんばって収集・回収し、それをリサイクル問屋に売り払うことで収入を得て、生計を立てている方などに多少なりとも役立つことを主目的としています。
かなり前に再生資源リサイクル関係に勤めていた経験から得たことをTipsとしてまとめてあります。
ただし、個人的な過去の経験や独断・偏見が含まれているために、今この時点での実情にそぐわない点などがあることをご了承ください。
再生資源リサイクルに携わっている方々のお役に少しでも立つことができれば幸いです。
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アルミ屑・アルミスクラップは比較的身近にあるものが多いですね。
最も身近にあるものの1つにアルミ製ジュース缶がありますし、フライパンや鍋・釜類、窓枠のサッシなどもアルミでできており、アルミ屑の代表例といえます。
一方、アルミだけでできているエンジンやアルミ製機構部品、印刷版などは、発生する業界・工場から回収したり、あるいは自分で解体したりしないと出てこない、なかなか回収することのできないアルミ屑といえます。
窓枠のアルミサッシは、鉄ネジやプラスチックなどアルミ以外のものが付着しているかいないかでその単価は大きく違いますので、それらの付属品を外す手間と勘定して、付着したままでよいか、それとも取り外して付属なしアルミサッシにするか、ちょっと検討する必要がありますね。
自動車関連会社から発生するアルミホイルもアルミ屑の中では単価が高いほうで、自動車関連会社と知り合いであれば、比較的回収が容易かもしれませんね。
アルミホイルはたいていの場合、タイヤが付いたままで取り外してあっても再生リサイクル問屋の買取対象になると思いますが、やはり、単価が変わってくるので、各問屋さんの買取基準とタイヤを取り外す手間とを勘定する必要があるかもしれません。
アルミ製の鍋・釜類は、アルミガラの類になりますが、プラスチック部分が多い場合、重量引きや単価・検収が調整される場合があります。
アルミ以外の付属があるアルミ屑は、上記で述べたように重量引きや単価・検収調整される場合があり、場合によっては、「雑品」扱いされることもありますが、それは再生リサイクル問屋サイドでの出荷時の事情による部分も多々あります。
アルミ製ジュース缶は、鉄屑のスチール缶と同様に、中に液体や土などを入れて重量稼ぎをしないように!・・・再生リサイクル問屋の検収員はプロなので、重量の軽いアルミ製ジュース缶が異常に重く感じたりすると、すぐに気づきますよ。
アルミは、マグネシウムなどの合金割合よってさまざまな種類があり、見た目で判断することは非常に難しいです。
もちろん、その種類によって単価も変わりますが、再生リサイクル問屋の検収員がしっかりと検収してくれるはず(?)です。
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