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このサイトは、宮城における鉄屑をはじめとする各種再生資源リサイクルの実情や業界について、個人的にTipsとしてまとめたサイトです。
各種再生資源リサイクルをあちらこちらからがんばって収集・回収し、それをリサイクル問屋に売り払うことで収入を得て、生計を立てている方などに多少なりとも役立つことを主目的としています。
かなり前に再生資源リサイクル関係に勤めていた経験から得たことをTipsとしてまとめてあります。
ただし、個人的な過去の経験や独断・偏見が含まれているために、今この時点での実情にそぐわない点などがあることをご了承ください。
再生資源リサイクルに携わっている方々のお役に少しでも立つことができれば幸いです。
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銅線屑は、電気工事で使用される電線・ケーブルの使用済み品や切れ端、家庭用の電気コードなどです。
電線屑の検収・ランクは、基本的には電線屑全体に占める銅の重量比で決定されます。
電気工事などで使用される太いケーブルは銅の重量比が高く、8割を超えるものもあります。
一方、家庭用電気コードは銅の重量比が低く、2割とか3割、あるいはそれ以下となります。
再生資源を集めていらっしゃる方は「雑線」という呼び名をよく耳にすると思いますが、これは銅の重量比が平均40〜43%ぐらいの電線屑の総称のようなもので、一般的な電線屑の1つとなっています。
銅の重量比がそれ以上のものは、「○割被覆線」などといった検収となり、銅の割合に応じた単価設定となります。
電線屑に似たもので、中が鉄線あるいはアルミ線でまたは銅線との混合あったり、あるいは鉄支線付きの断面がダルマ型の線などがありますが、これらは単価的には非常に低くなってしまいます。
銅の重量比が著しく低くなってしまう、またはほとんどないためです。
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