不適合・改善要望事例 | 考察 |
監査プログラムに当たる「内部監査実施計画書」(2007/10/6)及び「『第4回 環境監査記録』(2007/10/6)に示される監査チェックリストの検証質問内容」からは、規格で求められる“運用上の重要性及び前回までの監査の結果を考慮に入れたこと”が確認できない。 |
監査計画時、対象部門・環境状況等に応じて監査重点を決定し、それに基づいて監査を行うこととする。「内部監査実施計画書」の書式変更により、監査の重点を記入で入るようにする。前回までの監査結果についての確認を行うこととする。以上につき、「内部監査規程」を見直し、改訂する。 |
内部監査の指摘区分は適合、不適合、改善推奨事項の3区分だが、内部監査チェックリストには重大な不適合、軽微な不適合の記載があり、内部監査報告書には改善推奨事項の記載が不明確。 |
前回審査の指摘で環境マニュアルと主要帳票は改訂していたが、チェックリストの見直しが漏れていた。改善推奨事項は所見に書いていたが、欄を設けるよう指摘された。 |
内部監査の目的を“環境パフォーマンスを見る”監査に変化させていくこと。具体的には、 ・目的・目標の内容は妥当か? ・その達成手段・方法で問題ないか? ・達成度はどうなのか? ・未達成の場合、適切なアクションが取られているか? などといった視点で見ていく。また、監査員の見る目、チェック内容、指摘ポイントが甘すぎるので強化していくこと。 |
未だに表面的な監査に終始しており、ただやっているだけの感じが否めない。もっと実状に踏み込んで、根本的な問題を抽出するものとしていかなければ経営活動の一環として非常にムダなものになってしまう。監査員の育成・スキルアップと計画段階での監査目的・狙いを明確に打ち出すことが重要。 |
12/19付けの内部監査で用いたチェックリストでは全要求事項をカバーしていることが確認できません。チェックリストの見直しが望まれます。 |
規格にはこのような要求事項はないが、内部監査の網羅性の確保という意味で全要求事項をカバーしたチェックリストを作成すべきというアドバイスを受けた(内部監査において全項目についてチェックする必要はない)。 |
●●支店の環境マネジメントシステム監査が'02.10.31に実施されていますが、部門責任者の××氏が監査員となっています。
また、「内部環境監査計画表 兼 実績表」にそのことが入っていません。 |
●●支店は営業専門部隊であり、本社圏からの内部監査員派遣ができなかったためにやむなく営業部門責任者に内部監査を代行させてしまった。 |
印刷Gの環境マネジメントシステム監査が'02.8.2に実施され指摘が1件出されていますが、是正報告が見当たりません。 |
指摘事項に基づく是正処置を実施し、報告書も提出したが、ISO事務局確認及びフォローアップ監査後に返却された是正報告書を紛失してしまった。 |
規格の「組織は、次のことを行なうために、・・・」の「次のこと」に関する記述がありません(環境マニュアル)。 |
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