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想い出の旅行写真館
ケアンズ旅行記(2)05/6/26

オーストラリア・ケアンズに旅行してきたときの記録です!

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機内でなかなか眠れない時間が続きましたが、いつしか寝入っていたようです。

ケアンズ到着の数時間前に入国カードを渡されていましたが、まだ時間があるから後で書こうと思ってしばらく放っておきました。

・・・ふと目が覚めるとケアンズまであと1時間ちょっとという時間になっていて、2人とも慌てて入国カードへの記入を始めました。

でも、何をどう書いていいのか要領を得ず、結局、エンピツで下書きだけしてケアンズに着いてからちゃんと書くことにしました。
今回は咳続きで薬を持ち込むことになるので、入国審査の際にそれがどうなるかかなり不安でした。

そうそう、日本ではまだキャビンアテンダントはなりたい職業の1つかも知れませんが、カンタス航空のキャビンアテンダントはいい歳したおじさんがほとんどでした。
オーストラリアではキャビンアテンダントは3Kの1つらしく、なかなかなり手がいないのだそうです。
そう言われてみれば、休む間もないし、食事を配ったと思ったらすぐに食器類を回収しなければいけないし・・・大変な仕事だ。

いよいよケアンズに近づいてきたのか、高度がどんどん下がってきました。
と同時に、右の耳に激痛が走り、聞こえも悪くなり、とても不快な感じが続きました。

右耳の痛みは無事に着陸して停止するまで続きましたが何とか治まりました。

ケアンズには定刻の午前5時半過ぎに到着。
冬のオーストラリア、日本時刻は午前4時半(時差+1時間)、外はまだまだ真っ暗でした。

半分ボーッとした状態で空港内に降り立ち、下書きしかしていなかった入国カードを改めてちゃんとボールペンで書き直しました。
そのうちに他の日本人たちはどんどんと入国審査を終えていなくなっていたのでけっこう焦りました。

さっき言ったように咳止めの薬などを持参していたので、入国審査では必ず問われるだろうなと予想していました。
オーストラリア入国は食べ物や薬はもちろん、畑の土が靴に付着していてもいけないということなので、必ず尋問されると思い英文も考えてきました。

「I have some medicines.」という言葉を準備して入国審査に望みましたが・・・なんと、何も聞かれることなく通過してしまいました。
なんだ!日本人は危険性がないということか?ちょっとがっかりでした。

入国審査が終わり、スーツケースを受け取って荷物チェックを通過し、さぁ、ケアンズだ!

JALパックの係員を探して名前を告げ、待ち合わせ場所に案内されました。
本日のJALパック集合人数は10名ぐらい。

全員集まると、空港の外に移動し、専用バスを待ちました。
外は少しずつ明るくなってきていましたが天気も曇っているようで、ちょっと肌寒いぐらいでした。

JALパック専用バスが到着。
まずは、きららステーションというところでツアー説明会があるのでその会場であるパシフィックインターナショナルホテルのきららステーションに向かいました。
ちなみにこのホテルは今回、我々が宿泊に利用することにしていたホテルです。

きららステーションで15分程度の説明会(注意事項やオプショナルツアー)を受け、当日の半日市内観光ツアー(65A$×2人)に申込みを済ませて解放されました。

この半日観光ツアーは午前8時40分集合ということで、それまであまり時間がなかったので、とりあえずホテルの外で朝食を食べることにしました。

半年も前からインターネットでチェックしていた「ドリフティン」(クーポン券あり)に行くことにして探しましたが、なかなか見つけることができず、結局、その近くにあった「ローストコースト」でスクランブルエッグトースト付きとアイスドラテを注文しました。

アイスドラテは、ラテの上にアイスとクリームが乗っていてとてもおいしく、フワフワのプレーンスクランブルエッグもうまかった!

ケアンズっていうのは本当に日本人向けの観光地で、こんな地元のカフェテリアでさえ日本語メニューが用意されていました。

ロサンゼルスのときは食事さえひと苦労しましたが、ケアンズでは食事で苦労することはなさそう・・・こうして普通に食事できるのがとってもうれしい!

ローストコーストからは遠目に海がちょっと見え、小鳥たち(日本でいうところのスズメかな)が足元でパンクズを待っていました。
周りの席ではオージーたちがコーヒーを飲みながら会話を楽しんでいました。

おっと、あまりのんびりしている時間もないぞ、そろそろ集合の時間。
ホテル入り口の待ち合わせ場所で待っていると「DokiDoki・・・」と表示されたバスがやってきて、セイン・カミュ似のガイドさんに名前を確認してもらいバスへ乗り込みました。

他のホテルも2つほど回ってツアー客を回収、総勢10名ぐらいになりました。

半日市内観光ツアーの最初の目的地は「ボタニックガーデン」という植物園で、20分ぐらいかけてみんなで1周して熱帯性植物やそこに棲む動物たちの説明を受けました。
奥さんはちょっと体がダレ気味で列の後ろをついていくのがやっとのご様子・・・まぁ、ケアンズに着いてすぐだから仕方ないですね。
いろいろなカラフルな植物があり、写真にも何枚か収めました。

この時期はちょうど「Japan Week Day」という週間らしくて現地在住の日本人がはっぴや浴衣を着てけっこう来ていました。

ボタニックガーデンを後にして次の目的地「トロピカル・ズー」へ。
その途中、スカイレールや広大な(本当に広いですよ!)さとうきび畑、そして・・・車にはねられたワラビーの死骸が道端に・・・なんかオーストラリアらしい感じ・・・そう、野生のワラビーがいるんですよ。

さぁ、ズー(動物園)に到着しました。
ここでの1つの目的はコアラの抱っこ写真を撮ることです。
オーストラリアと言えばもちろん、コアラ!が出てくると思いますが、ケアンズ周辺には野生のコアラはいないそうです(暑すぎるらしい)。

入り口で1A$でカンガルーのエサを買ってからコアラ撮影の場所へ。
列に並んで順番にコアラとの2ショット撮影を待ちます。
でも、そのコアラ、ちょっとお疲れらしくてじっとしていられなくなってしまったので代役の若いオスコアラ登場。
こっちのコアラは写真撮影にとても協力的で、静かに抱っこされていました。

我々の番になり、奥さんが最初、その次が自分。
コアラって近くでよく見てみるとかわいくないですね〜、目がネコみたいに細いし、けっこう臭いし・・・抱っこしてみると、おっ!毛に全然フサフサ感がなくて、てちっと重いっす。
1枚ずつ写真を撮ってもらいました(あとで、渡してもらいました)。

撮影後はワニ、カンガルー、鳥などいろいろ見て回りました。
入り口で買ったエサをカンガルーに上げようと思いましたが、子どもカンガルーが1匹ちょこんといるだけで、他の大人カンガルーたちはスタッフオンリーの場所に固まっていました。
子どもカンガルーもチモシーを食べるのに集中していて、こちらのエサには全然見向きもせず・・・何のための買ったんだろう?

奥さんが見たいと思っていたウォンバット「あれ?かわいくない・・・」

それから日本でも一躍有名になったレッサーパンダいましたよ。
「Red Panda」という名前でしたが枝に横たわって洗濯物のようにぶら下がってグッタリしていました(う〜ん、やる気ないね!)。

1時間ほど見て回ったあと、バスに戻り、バンジージャンプの地へ移動。
道中、オージーカッポウ(英語風発音、カップルのこと!)がキスしてる!
山の奥へどんどん進んでいくと、ケアンズ大学がありました。
さらに険しい山道を登るとクラブハウスがあり、で〜んとバンジー台がありました、その高さ44m!

自由にバンジージャンプを体験できるのですが、参加者にその勇気のある者はおらず(むろん、我々も・・・)、1人のオージーがジャンプ台の屋根上から豪快なジャ〜ンプ!すげ〜!!!
参加者の何人かはジャンプ台を少し登ってみたそうですが、台自体がグラグラ揺れるので気持ち悪かったそうです。

そして最後の目的地、ヨーキーズノブというビーチへ向かいました。
天気がだいぶ怪しくなり、霧雨が降ってきて風も強かったため海はかなり荒れて茶色く濁っていました。
こんな天候のため5分ぐらいふらふらっとして終了。

半日市内観光を終え、ケアンズ市内に戻ってきました。

ここでガイドさんや他の参加者とはお別れし、食料品などを調達するために「WOOL WORTHS(ウール・ワース)」というスーパーへ行きました。
奥さんはあらかじめ調べておいたので、買い物のルールは分かっています。

日本人の間では有名な「ミニクロワッサン」を探しましたが残念ながら売切れていて、ピザパンみたいな惣菜パンとチキンを買いました。
「Nagets six please」と言ったら、骨付きチキン6ピースがきました。
チキンナゲットを買いたかったのに・・・なんて言えばいいんだよ!
その他、コーヒー牛乳、ストロベリーミルク、それから量が多めのバナナヨーグルト、おみやげのチョコとチュッパチャップスを買いました。

ウールワースで買い物を終えるとお昼をちょっと過ぎていたので昼食をとることにしました。

「オーキッドプラザ」の2階にあるコリアン料理店しか開いていなかった(日曜日ですから・・・)ので、2人で1つの石焼ビビンバを頼みました。
日本で食べるビビンバと違ってものすごく熱いし、辛いし、焦げが歯にくっつくし・・・食べ終わるのに30分ぐらいかかったし、奥さんの歯の詰め物(銀歯)が取れてしまいました(^^;・・・今夜のステーキは無理かな

昼食を終え、チェックインのできる時間帯になっていたのでホテルに戻ってチェックインを済ませました。

部屋は816号室(8階)でやや広め、マングローブの広がる海やカジノホテル、ヒルトンホテルが一望できる一室でした。
小さめのシングルベッドが2つ並んでいて、けっこう疲れていたのでちょっと休むことにしました。

体力がちょっとだけ回復し、「ナイトマーケット」へ行ってみることにしました。

ケアンズという街は治安が良いほうで、陰のほうにさえ行かなければ夜でも出歩くことができるのがうれしいです。

ナイトマーケットにはフードコートあり、お土産店あり、でも、日曜日なので閉まっている店もけっこうありました。

お土産店をぶら〜っと見て回り、フィッシングTシャツを買いました。
他にもコアラやカンガルーのぬいぐるみ、アボリジニー伝統のブーメランや楽器なども売っていました。

前情報で聞いていたのですが、オーストラリアはワーキングホリデーという長期休暇を利用しての労働者が多く、たくさんの日本人が働いていました。
また、客層も日本人が半分ぐらいで、なんだか日本国内にいるような感覚にさえなってしまいました。

買い物をしてから、フードコートにある中華バイキングで惣菜やご飯を山盛り盛って持ち帰り、ホテルで夕食とし、26日は無事終了しました。

◆「オーストラリア・ケアンズ」に行こうよ!◆
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